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テーマ | 陶芸の面白さ |
概要 | 人間万事塞翁が馬 -建設会社の社員が陶芸家になってしまいました- |
福井敏治氏 | |
日付 | 2023年5月06日(土) |
開催場所 | 千葉市市民会館 |
講演概要:
「人間万事塞翁が馬」と言うことわざがありますが、小生はこのことわざを実感するとともに座右の銘としています。
1974年に鹿島建設に入社し順調に経歴を積み重ねていましたが、31歳になって慢性肝炎が見つかり、このまま以前通りの生活を続けていたら50歳ころには肝硬変で死亡するという現実に直面しました。以降、肝炎を抱えた中でどこまで仕事ができるのか、試行錯誤の生活を送りましたが、たまたま45歳で陶芸教室に通う機会を得ました。
この陶芸活動がツボにはまったようで、60歳で定年退職するまでに、各種陶芸展に入選・受賞し、銀座での二人展のほか個展を3回開催しました。結果、定年退職時には再雇用を断って陶芸に専念し、どこまでできるかチャレンジすることにしました。幸い、その後も多くの実績を積むことができ、「陶芸家」ですと言えるようになりました。
どのようにして陶芸家になったのか、どのようなものを制作しているのかが中心になると思いますが、「人間万事塞翁が馬」を実感している人生を送ってきた、その経験を紹介する機会をいただき大変嬉しく思います。
案内関係資料
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福井敏治氏 のプロフィール
福 井 敏 治
1952年1月19日生まれ 71歳 愛知県出身 千葉県匝瑳市在住
技術士(建設部門、総合技術監理部門)、一級土木施工管理技士、測量士
1974年 3月 京都大学工学部土木工学科卒
同年 4月 鹿島建設株式会社入社 原子力室配属
以降 東京電力柏崎刈羽原子力発電所1号機工事
海洋開発室、企画本部調査部、土木工務部等勤務
2012年 1月 60歳にて鹿島建設を定年退職、以降陶芸に専念
【 以下 陶芸歴 】
1997年 5月 初めて陶芸に触れる
≪受賞・入選歴≫
2003年12月 常総陶芸展(第3回)にて守谷市観光協会長賞受賞
以降、優秀賞、守谷市長賞、会員賞、守谷市商工会長賞等各賞受賞
2007年 8月 かさま陶芸大賞入選
2008年 8月 かさま陶芸大賞 飲食器賞 受賞
2009年 8月 かさま陶芸大賞2部門入選、以降連続入選
2010年10月 千葉県展初入選 (以降2012年から現在まで連続入選)
2015年 2月、2016年2月 テーブルウエア大賞
オリジナルデザイン部門(プロ)連続入選
2018年 2月、2019年2月、2020年2月
テーブルウエア大賞 麺の器コンテスト連続入選
2018年 2月 新槐樹社展 新人賞受賞
2019年 2月 新槐樹社展 努力賞受賞
2020年 2月 新槐樹社展 奨励賞受賞
2023年1月 テーブルウエア大賞 オリジナルデザイン部門
& スイーツを愉しむ器コンテスト2部門入選
≪個展等≫
2004年11月 第1回個展(テーマ:実用の食器) (千葉県柏市)
2006年11月 第2回個展(テーマ:実用の食器) (千葉県柏市)
2009年 3月 「器と平面」二人展 (東京銀座月光荘)
2011年10月 第3回個展(テーマ:実用の食器) (千葉県柏市)
2015年 5月 「用の器・茶の器」二人展 (東京銀座ギャルリー志門)
2017年 9月 個展「用の器」 (東京銀座ギャルリー志門)
2019年 9月 個展「用の器」 (東京銀座ギャルリー志門)
現在: 新槐樹社準委員、千葉県美術協会会員
例会報告
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