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テーマ | 鎌倉時代初期の勧進史料から見た房総の古代・中世 |
概要 | ―新資料「水落地蔵」納入品から― 愛知県津島市西光寺が所蔵する地蔵菩薩像は、もともと京都の水落寺に所蔵されていた。そのため水落地蔵と呼ばれ、近年、重要文化財への指定にともなって、解体修理が行われ、胎内から多くの資料が出現した。その中に文治3年(1187)の「諸国勧進交名」がある。これは、仏像を製作するために列島の3分の2以上の国々を巡って寄付を集め、勧進を行った地名および寄進者の名前を書き留めた新資料である。川尻は、これに見られる地名や人名から、古代・中世の在地のようすを解明し、列島の新しい歴史像を構築することを目論んでいる。今回は、このうち下総・上総・安房国の部分を用いて、古代・中世の房総のようすを描いてみたい。 |
先生 | 川尻秋生 氏 |
日付 | 2024年6月01日(土) |
開催場所 | 千葉市民会館4F第1会議室 |
川尻先生は、酒井さんの紹介です。
千葉県立中央博物館学芸研究員を長く勤められて、
古代・中世の列島の歴史像を研究されています。
今回は、そのうちの下総・上総・安房国の部分を紹介いただきます。
案内関係資料
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川尻秋生 氏 のプロフィール
1961年 千葉県佐原市(現 香取市)生まれ
1980 早稲田大学第一文学部入学
1984 同日本史専修卒業、同大学院文学研究科修士課程史学(日本史)コース入学
1986 同修了、千葉県教育庁文化課博物館準備室
1989 千葉県立中央博物館学芸研究員
2003 早稲田大学文学部専任講師
2005 同准教授
2011 同教授