第324回 千心会例会2016年2月

案内

平成27年度

千心会2月例会(325回)の案内

平成28年1月17日
千心会会長 阿部 欽三

<千心会 2月例会の案内について>
1.例会
タイトル: 「鋼橋の歴史と私

~私の職業人生からみた日本・世界の変化~」
講師:(会員)芝田 之克(しばた のぶよし)氏
千心会の基本テーマ「そうだったのか!-もう一歩原点に向かって-」に従って、私の
職業人生につながる鋼橋製作の歴史を、世界の鋼橋の支間長の歴史を軸にして振り返え
ってみます。
ところで「鋼橋」とは橋の作り方のひとつで、構造の主要部材として、鉄に小量の炭
素とそのほかの添加元素を加えた合金である粘り強い鋼を使うものです。
鋼橋の歴史をみると、その昔の鉄のパイオニアであるイギリスから始まり、自由と冒
険と力のアメリカが続き、そして繊細なこだわりを持つヨーロッパという背景がありま
す。そこから現在の、日本の躍進、続いての中国の台頭、さらに韓国の挑戦があること
をあらためて確認できます。
そのような歴史のなかで、例えば、有名なトルコの首都イスタンブールのアジアとヨ
ーロッパ大陸を結ぶボスポラス橋について、第一ボスポラス橋(1973)はイギリス社
の建設であったが、第二ボスポラス橋(1988)は日本が受注しました。しかし、第三ボス
ポラス橋(2013)は韓国が受注するなどの推移があることもわかります。
また、日本国内を見ると、東京オリンピックなどの大イベント、阪神大震災・東日本
大震災などの自然災害の影響もある一方で、政権交代による製造業や建設業に対する影
響も大きいことを実感しています。
このように、自分の職業を通してみる日本、世界にはいろいろ興味深いものが結構あ
ります。
みなさんと一緒にみていきたいと思います。
<講師略歴>
1954 年 大阪生まれ
1977 年 大阪大学工学部卒 横河ブリッジ入社。
主に、工場製作技術担当で、本四架橋の製作、台湾・中国の鋼橋の製作にかか

わってきた。
2014 年 定年後再雇用で現在は、鋼橋架設工事の調達業務を担当。

2

・日 時:平成28年2月6日(土) 14:30 ~ 17:00 (時間厳守)
・場 所:千葉市文化センター 9階会議室
〒260-0013千葉市中央区中央2丁目5-1 TEL043-224-8211
・参加費:1,000円
<回答期限:2月3日(月)>
※当日の出席・欠席の回答は、必ず、本メールの送信者(田丸)宛に返信して下さい。

2.有志懇親会について 17:15から
・中華料理店は、「酔仙楼」
(“完食が条件”の食べ放題、飲み放題です。)
・住所 千葉市中央区中央3-16-5 (文化センターから5分)
電話 043-222-1888
・会 費:3,000円

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