第336回 千心会例会2017年2月

案内

千心会平成29年2月例会(第336回)案内
および30周年記念事業報告

平成29年1月15日
千心会会長阿部欽三

Ⅰ.千心会 2月例会案内について
1.例会について
「加納 久宜(かのう ひさよし)と千葉 -その傑出した業績を追って-」
“幕末から激動の維新、そして明治・大正時代に国造りに奔走し、千葉にもおおき
な足跡を残す偉人“
外部講師:松尾 れい子(まつを れいこ)氏
今回の例会は、加納 久宜についてお話しいただきます。講師の松尾 れい子さんは、ご
自身の曽祖父のことを調べていて、加納 久宜を知り、いろいろ資料を探して調査し、そ
の業績を網羅した「加納 久宜集」という大部の書物まで発刊された方です。
この千葉が生んだ優れた人物を知ることは、我々の知的好奇心を刺激してやまないこと
と思います。
以下で概略を記します。
◎加納久宜と千葉
〇加納 久宜は、幕末、19歳で上総一宮藩(現在の千葉県一宮町)の藩主になり、維新
後は文部省の役人として教育改革に尽力した。また晩年は一宮町の町長として活躍し
、発展に寄与した。
〇次男の加納 久朗(かのう ひさあきら)は日本住宅公団初代総裁として戦後日本の住
宅改革を牽引。晩年千葉県知事を務めている。
◎加納 久宜の国造りなど
〇維新後は、文部省の役人になり、日本の教育改革に尽力。岩手師範学校、新潟学校の
校長、裁判官などを経て、鹿児島県知事になり、数々の業績を挙げ、その後地方振興
に尽くし、「日本農政の父」、「産業組合の育ての親」とも賞されるようになる。
〇加納 久宜は、独特の方法で数々の改革を実践した。詳しくは、講師のお話しにゆだ
ねることになりますが、日本の歴史と現状を踏まえつつ、なお、目標を見据え、論理
的思考で、自らが先頭に立ち、合理的、革新的な手法で実践していった。
〇なお、加納 久宜は第92代総理大臣麻生 太郎の曽祖父でもあるとのこと。
<松尾 れい子さんの紹介>
・「松尾 れい子」はペンネームで、本名は安楽 玲子さん。一級建築士と福祉の専門資格
を持ち「高齢期の住まい」を研究・推進した草分け的な存在である。
・日本女子大学住居学科卒、(株)レック研究所代表。「高齢社会の住まいをつくる会」の
事務局長など歴任。また、クローズアップ現代やNHKラジオ「介護Q&A」に出演。
・会員吉田さんの知人で千葉大学工業意匠学科卒・中小企業診断士・広瀬 由紀子さんの
紹介で松尾さんに講演していただくことになった。
・日 時:平成29年2月4日(土) 14:30 ~ 17:00
・場 所:千葉市民会館 3階会議室  ℡043-224-2431
・参加費:1,000円
<回答期限:1月31日(火)>
※当日の出席・欠席の回答は、必ず、本メールの送信者(芝田)宛に返信して下さい。

2.有志懇親会について 17:20から
・場 所:『テング酒場 千葉駅前店』
千葉市中央区富士見2-4-12 第1東和ビル4F
電話:043-224-5370
・会 費:3,000円

会員向け案内

会員向け案内は、ログインしている会員のみ閲覧することが可能です。

例会報告

例会報告は、ログインしている会員のみ閲覧することが可能です。