第360回 千心会例会2019年2月

案内

・講演概要
日本では、大正関東大震災以降、平成7年阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)、平成23年東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の 2つの大震災を経験しま
した。また、建物の耐震性に関わる多くの地震も発生し、その結果、それらの教訓から、建築基準法(耐震規定など)が度々改正されてきました。 そのため改正後は、「既存不適格建築物」を発生させ、その問題解消努力がなされてきましたが、特に住宅等では地震防災上、現在も十分とは言い切れない状況にあります。
 本講演では、上記テーマについて,以下の内容を中心話題とします。
・<講演の主な内容>
1、 地震がなぜ起こるか?(地球の内部構造と地震の発生機構など)
2、 1891年 濃尾地震以降の代表的地震の震害と教訓
(阪神・淡路大震災・東日本大震災などの経験談を含む)
3、 建築基準法における耐震規定の改正履歴と既存不適格建築物問題など
(確認申請で構造計算書不要の4号建築物、構造計算書偽装問題を含む)
4、 建築構造(耐震・免震・制震)について(免震偽装事件などを含む)
5、 地震観測・地震情報・大規模地震対策特別措置法(直近予知・予測)の現状
6.千葉県(周辺)の活断層、確率論的地震予測、地震防災について

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池畠正員 さん のプロフィール

・ 講師のプロフィール
S19年和歌山市生まれ、大阪府(吹田市など)を経て、S43年より
千葉県(市川・四街道市を経て、現在、習志野市)在住50年経過
・ 主な経歴:
  S43年~川崎製鉄(現JFEスチール)入社 (東京勤務)
       鋼構造設計・施工管理、システム建築開発・海外向鉄骨供給等
  H05年~大阪鉄構技術室(関空プロジェクト含む西日本地区鉄骨供給)
  H09年~川鉄(現JFE)テクノワイヤ 高強度せん断補強筋拡販
  H16年~JFEグループ会社向け技術サービス業自営、現在に至る 

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